前記事の通り、ニビシティの大花壇の植木をモデリングしていたのですが、単純に花を配置(アセンブリではなありません)では、花壇基礎に配置した時に花が追従してこない、つまり植木本体だけが移動して、花は初期位置のまま動かないという問題に直面しました。
そのためちょっとした工夫をしました。
なお、この記事を作成時点では修正前モデルです。
Twitterにも書いたのですが、ニビシティの町全体図を作っていて、大きさ等の不一致に気づき、ほぼ全てを修正する羽目になりました…
ニビシティの大花壇完成モデル
シンプルではありますが、モデルとしては上出来かなと思います。
植木モデルのモデリング方法について
最初の花の配置方法
最初は上記の通り、花のモデルを読み込んできてそれっぽい位置に配置という手法を取っていました。
なぜアセンブリでやらなかったかと言うと、植木の周囲=球面に配置するようなものだったからです。
平面に配置なら、その平面にスケッチで点を配置すれば簡単にアセンブリできるのですが、球面上のある一点に配置するのは少々工夫が必要です。
2つ目の花の配置方法
次に3次元的に考えて、3次元の指定の位置に点を配置しアセンブリという手法をとりました。
具体的には
①花の配置位置のXY平面でオフセット平面を設定(これで3次元から残り2次元を決めればよくなります)
②上で作った平面で花の配置位置の点を作ります
③植木の中心位置である原点と、②で作った点を結ぶ「軸」を作ります
④花の中心面と軸の接平面を作ります
⑤接平面に小さな円柱を作ります
⑥花の中心点と、円柱中心点をアセンブリします
これで問題ないのですが、①と②はもっと簡単、というより省略できます。
上記の③で植木原点と花の中心点を直接結ぶ軸を作れば済みます。
次の目標
ポケモンセンターやポケモンジム、フレンドリィショップ、ニビ科学博物館、大花壇、民家があればほとんどの主要配置物があることになります。
一部作る必要のあるモデルはありますが、町の大部分を占めるものがあるので、「町全体のモデル配置図」を作ります。
これが最も重要であり、ミスをするとトキワシティの時のように手戻り修正が出てきてしまいます。
かと言って、一発で正確な町の配置図が作れることはまずありません。
手探り状態の中で少しずつ作っていこうと思います。