身内の話ですが、父親がここ最近体調を崩しており、手術をしました。
数年前から、ひいては自分がまだ幼少期のころから何度か手術をするほど体は良くない父でした。
更に言うと、正確には父親ではなく「元・父親」です。
既に両親は離婚しており、自分が18歳の時に家庭裁判所に赴き、母方に付くことにしました。
幼少期から父母の喧嘩は絶えず、中学校の時に父親は家を出て行き別居するという中々に生々しい、壮絶な生活をしてきましたね。
そんなわけで、一親等などの概念もなく、世間からすれば「元・父親」の他人です。
今回書きたいのはそんな離婚話や、幼少期の壮絶さの話ではなく、タイトル通り「遺産相続」についてです。
既に親等もなくなり他人となった元・父親ですが、元妻(自分の母)ではなく、自分に遺産を渡すとコロナ前の7年ほど前にその証明書を直接渡されました。
このことについて私事ではありますが書きます。
他人でも遺産相続は可能
上でも書いた通り、家庭裁判所に申し出たことにより親等は既になくなっており、自分からすれば元・父親は現在では「他人」です。
基本、赤の他人に財産を譲渡することはできません。
何も財産贈与の手続きがなければ、法律の定める手続きによって財産分配がされます。
例えば夫が残した財産は優先権は0親等=配偶者である妻に相続優先権があります。
続いて息子や娘などの1親等へ、次いで2親等へ…といった具合に分配されます。
しかし、しかるべき手続きをしていれば赤の他人でも財産を贈与することができます。
いわゆる「遺言」です。
遺言は財産所持者の意思表示で、法律の規定より優先して遺言の通りに分配されます(ただし、法律の範囲を超える遺言の財産譲渡は不可)。
例えば、「家や土地は妻に全部、銀行預金は妻と息子と娘に1/3ずつ譲渡」とすることも可能です。
法律の知らない素人からすれば結構遺言でもめる(分配方法や効力の有効性)ので、弁護士に相談すると良いでしょう。
ドラマでも現実でも財産分配は家庭内抗争の元ですからね。
今回自分が相続することになったのは…
さて、気になる人もいるからもしれませんが、今回自分が相続する対象となった財産は「生命保険」です。
基本、社会人で働く人なら何かしらかけることが多いものでしょう。
生命保険には
・死亡保険
・怪我、入院の保険
・身体麻痺などの介護に関する保険
・癌などの特定疾病に関する保険
などなど様々です。
自分もしょっちゅう保険会社から「新しい保険ができたので見直しませんか」と連絡が来ます。
保険会社も稼ぐために必死ですね。
今回の相続の対象になるのは「死亡保険」です。
言葉の通り、「被保険者が死亡した場合に受け取れるもの」です。
当然ですが、被保険者が死亡した場合に保険会社から支給されるものなので「被保険者以外の誰か」を指定する必要があります。
自分の場合なら「母親」にしています。
父親の場合は元は「配偶者である妻(自分の母親)」をしていたのですが、保険証明書を手渡されたときに「妻」から「自分」に譲渡先を変更していました。
つまり、父親の死亡時の死亡保険の受取人は自分となります。
死亡保険に税金はかかる?
結論から言います。
死亡保険の場合でも税金がかかります。
死亡保険を受け取って税金を納めないと「脱税」になります。
ここで重要なのは「税金の種類が異なる」ということです。
税金の種類が異なる=控除額や税率が異なるということです。
上記の表は国税庁のHPでも同じものがあります。
被保険者、契約者、受取人などまどろっこしい話は生命保険会社に聞けばすべて分かります。
では、今回の自分のケースはどうなるのでしょうか?
今回自分が相続する場合にかかる税金は…
今回も結論から言います。
今回自分が相続する場合にかかる税金は、ずばり「相続税」です。
被保険者、契約者がともに父親、受取人が自分となるので相続税が課せられます。
ではどれくらいの税金がかかるのでしょうか。
これは財産額、法定相続人によって変わります。
詳しい話は長くなるので割愛します(給料と同じく控除など色々計算が入ります)。
今回の自分の場合で相続できる手取り額は…
これは内緒です。
さすがにプライベートすぎますし、話すべきことではありません。
ただし、断っておくと、貧しい家で育ったので何億円なんてものはありません。
雀の涙です。
金に貴賤なし!稼ぐなら自分の手で
「財産受け取れるなんて羨ましい」と思った人もいるでしょう。
はっきり言って自分は遺産にこれっぽっちも興味がありません。
これを言うと「何言ってんだこいつ」とか思われるかもしれません。
確かに「楽して金儲け」できれば会社働きなんてする必要もないです。
毎日くだらない仕事、興味もなければ生産性もない仕事をやっていてストレスです。
仕事が楽しければいいのですが、趣味の延長で毎日楽しく仕事している人が世界でどれだけいるかって話です。
そして稼ぐ手段が何であれ、稼いだ金に貴賤はありません。
法律の枠組みを超えたものでもなければ、誰がどのように稼いでも100円は100円、1万円は1万円、100万円は100万円です。
金はいつの時代でも額面通りの価値を持っています。
それがたとえ相続で一気にもたらされたものであっても、その額面を稼いだといっても同等です。
ただ、自分は「金は自分の手で稼ぐ」のがモットーです。
そのためにあらゆる方面に投資をしています。
①土地
③任意保険
④仮想通貨
⑤株
この辺りは全てやっています。
そのため、通帳にはほとんどお金はありません。
稼いだ金は最低限を残して全て投資しています。
それゆえに、今回の保険も全て別の人に譲渡する予定でいます。
さすがに、父親には悪いので今更変更してとはいえないので、相続の贈与という2重課税になりますが。
更に言うと、「稼いで何に使う」と言われると困りますね。
これと言ってほしいものはないですし、大層な趣味もありませんからね。
毎日3食、ちゃんとしたものが食べられたらそれで満足です。
ここ数年、週に4~5日は毎日1食と修行僧みたいな生活していますからね。
ちなみにこの稼いだお金は全て妹に譲渡する予定でいます。
自分なんかよりずっとよく働いていますし、自分はさっさとある程度稼いだらサクッと亡くなりたいです。
だらだらと生きていても何も面白いことはないですし。
湿っぽい締め方ですが、まあ単なる私事ですので、書き残しということで。
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