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【プロ野球】藤浪晋太郎に学ぶプロ野球選手に必要なもの

メジャーでプレイする日本人選手の1人、藤浪晋太郎投手。

過去、阪神時代では輝かしい成績を残し、「大谷翔平以上」とも言われていました。

しかし、メジャー移籍した今、大谷選手とは明暗がくっきり分かれています。

 

阪神時代の藤浪晋太郎投手

 

なぜ藤浪晋太郎投手がここまで不調に陥ったのか考えてみたいと思います。

 

 

 

 

プロ野球選手に必要なのは謙虚さと向上心

これは何も「プロ野球選手」に言えるものではありません。

社会人だろうが学生だろうが「人生を生きるうえで必要なもの」です。

 

プロ野球の世界に「ドラフト1位(ドラ1)」で入ることは非常に名誉です。

たとえ外れ1位であっても、ドラ1はドラ1です。

その球団にとって「最も戦力になるであろう選手」という証ですからね。

待遇面でも、注目度でもドラ2以下とは大違いです。

 

しかし、その年のドラ1はその年限り。

結果を残さなければ3年で戦力外通告という非情な決断を下されることも珍しくありません。

あくまで優遇されるのは数年という一時的なものにすぎないのです。

 

 

プロでやっていくために必要なものは「心」

では結果を残すために必要なものは何でしょうか。

プロの世界はでは数字(結果)が全てです。

もちろん数字が良ければ何をしてもいいというわけではありませんが、数字(結果)を伴わなければ契約更改で減俸を迫られても何も言えません。

 

 

結果を残すためには常に努力をし続けないといけません。

一時に結果を残せても常に新しい選手が出てきて、投手も野手も対策がされます。

近年の技術進歩は目覚ましいので、重要対策選手にリストアップされたらすぐに対策をされます。

そのために必要なのが「謙虚さと向上心」です。

 

「今調子がいいのは色々な要素が重なった偶然、まだまだ修正の余地がある」と思い続けないと調子が良くても数年でダメになる選手は山ほどいます。

 

 

 

藤浪晋太郎選手の場合は…

藤浪晋太郎選手はそれはルーキーイヤーから素晴らしかったです。

数字の上でも文句なしでドラ1にふさわしい成績を継続して数年間残しました。

 

しかし、ある時をきっかけに一気に調子を落とします。

原因はネット界隈でも色々と考察されているのですが、最たるものは2016年7月8日の阪神対広島戦(甲子園球場)の「藤浪の161球」でしょう。

7回を投げて131球と、この時点でもあまりに過度な投球数だったにもかかわらず、代打を出さずに8回のマウンドに上がらせたのが当時の金本監督です。

 

ただ、この一連の騒動でこれだけが原因ではないのは確かです。

以降の不調の一因になったは間違いないですが、それだと1度の過度な投球で以降ずっと不調になるのはおかしいですからね。

 

未だに「イップス」はなくならず、一体何が藤浪の成績(投球)を悪くしたのかは考察され続けています。

 

 

不調の要因考察①

元々、藤浪投手は「我が強い」ことで有名でした。

自分が信じるものだけをひたすらするために、「他のコーチの意見に耳を貸さない」ことは度々ネットでも噂されていました。

結果が残せているのであればそれもありでしょうが、結果を残せていなければ何かしら要因があるのは確かであり(練習不足やフォームの乱れなど)、それは周囲から見ている第3者が気づくことが多いです。

間近で見ているコーチなどの意見に耳を貸さないのはプロとしてどうかと思われます。

 

 

不調の要因考察②

加えて、藤浪投手は「練習嫌い」でも有名だったようです。

練習しないというわけではないと思いますが、他の選手と比べて練習量が少ないと言われていました。

 

過去にも練習嫌いの選手は山ほどいました。

それでも結果を残した選手もいれば、結果を残せずにプロの世界を去った選手も山ほどいます。

 

結果を残していないのに練習を嫌う姿勢が事実だとすれば、それは誤りというほかありません。

 

 

 

メジャーに移籍後の成績について

そんな藤浪投手も2023年にメジャー移籍が決まりました。

当初は「環境が変われば活躍する」とささやかれていました。

 

2023年はアスレチックスと契約し、シーズン途中にオリオールズに移籍するまでに「5勝8敗3ホールド」の成績を残しました。

オリオールズ時代は「2勝0敗2セーブ2ホールド」でした。

中継ぎでありながらかなり勝ち運に恵まれていたと思います。

 

しかし、課題の制球力は全く改善されず、四死球や暴投から崩れるというスタンスは一向に変わりませんでした。

 

2024年はメッツと契約し、メジャー契約を勝ち取るも他の投手との枠争いに勝てず傘下のシラキュース・メッツでマイナースタートとなりました。

ここでも課題の制球力は全く改善されず、「前回好投したなら次回は乱調。その次は好投し、その次は乱調」と好投と乱調を不自然なまでに交互に繰り返すという非常に安定感を欠いています。

これは中継ぎとしては致命的で、このままではメジャー昇格は難しいと言われています。

 

 

 

まとめ

自分はプロ野球選手でもなければ、プロ野球界関係者でもありません。

しかし、過去の藤浪を見ていると今の状態、成績には物寂しく感じますね。

年俸としては2024年は「推定年俸約5億円」という「日本円で換算するなら」凄まじい年俸をもらっています。

普通の一般社会人では一生かけても稼げない額を1年で稼いでいますからね。

 

しかし、藤浪にとっては年俸以上に今の状態に不服があるでしょう。

結果は残せていない以上、メディアから叩かれる

メジャーで投げたいのにマイナーで投げている

プロ野球選手としては不満があると思っています。

 

しかし、その不振状態を矯正できるのは藤浪自身です。

もう30歳になって運動能力にも衰えが出てくる以上、修正できる時間は少ないでしょう。

これからの藤浪がどうなるか追いかけていきたいと思います。