「ポケラボ」というゲーム会社はご存じでしょうか?
中には知っているという人や、実際にゲームをした人も少なくないと思います。
実は、ポケラボは今年2025年に会社としては解散しています。
今回はポケラボについて調べてまとめたので紹介します。

「ポケラボ」とは?
ポケラボは、あのグリー株式会社(後のグリーホールディングス)の完全子会社でした。
2007年に設立されましたが、冒頭に書いた通り2025年1月にグリーグループの事業再編に伴い、WFSに吸収合併され、法人格を失い解散されました。
以降は、WFS傘下のブランドとして運営されています。
WFSは「消滅都市」シリーズや、ソシャゲでは「アナザーエデン(通称:アナデン)」で有名なゲーム会社です。
そのWFSもグリーホールディングスの完全子会社なので、上記の通り事業再編の統廃合となります。
ポケラボのゲームとサービス終了期間
ポケラボが開発ないしは提携などでリリースしたアプリは29あります。
以下がその一覧です。

しかし、その半数以上である15が「2年持たずにサービス終了」となっています。
しかも8個が1年未満という非常に短期間でサービス終了しています。
特に、2014年には顕著で、9個のうち6個が1年未満でサービス終了となっています。
その影響もあってか、2015年からは露骨にリリースゲーム数が減っています。
ポケラボの会社評価はどうなのか?
はっきり言ってダメです。
あまり口が悪い言葉は使いたくないのですが、「クソゲー会社」と言わざるを得ません。
2016年のβテストでサービス終了なんて、見通しが甘すぎる会社としか言わざるを得ません。
良い見方をすればさっさと見切りをつけて更なる事業悪化を防いだともいえますが、それでも開発費をペイできず大赤字なのは確かです。
理由①:ブームに乗り切れず衰退した
2013年や2014年と言えば、ソシャゲ界隈では
・パズドラ
・モンスト
・黒猫のウィズ
などなど、ソシャゲが世界で流行していた時期です。
ポケラボもソシャゲが世の中で興隆してきた2012年(パズドラも2012年リリース)からソシャゲを出し始めていますが、肝心の2013年に波に乗り切れず短期間でサービスを終了しています。
2014年に盛り返そうとしたものの、ことごとく出すゲームが短期間サービス終了で会社の経営を極度に悪化させてしまったのが、後の事業再編の運びとなった主要因でしょう。
理由②:ブランドや流行ものに胡坐をかいた
2018年のラブライブ、無職転生、事業再編後のまどかマギカなど末期は「IPの力」に胡坐をかいています。
ソシャゲに於いてIPの力は強力そのものです。
FGOにしてもガンダムジージェネレーションにしてもIPが強ければ初動で、そのファンを囲えます。
うまくいけば、月当たり何十億円を生み出すことも可能です。
しかし、中身がダメであれば3ヶ月もすれば人は離れます。
直近の「魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra」なんて良い例です。
このゲームは
①石の配布がしょぼい(無課金ではほとんどガチャが回せない)
②3D以外は褒められない(ゲームの内容がスカスカ)
と、IPがまどマギでなければ誰がプレイするの?状態です。
このように、IPの力だけで肝心のゲーム性が壊滅状態でリリースするようでは会社が傾くのも已む無しですね。
今後の展望について
WFS自体はまだ会社の経営は良い方です。
何と言っても主力タイトルである「ヘブンバーンズレッド」が好調ですからね。
(ただし、今年2025年7月に新レア度★6を出すために、既存キャラをナーフして炎上しましたが。引退者を多く出しましたが、それでも付いていく人は付いて行っています)
ポケラボの名称はなくなったものの、WFSの事業一角としてまだ続いていくのは確かでしょう。
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