「カープ女子」という言葉をご存じでしょうか?
元々は「2014年の流行語大賞」で出てきたものです。
この言葉は後述しますが、メディアが面白がって作ったものにすぎません。
ただ、流行語大賞にノミネートされたことで「なんか流行っている」、「よく分からないけどなんかかっこよさげ」で「にわかファン」が急増しました。
野球の知識も知らない(野球は何人でプレーするのかもわからない人がいたほど)、他球団ファン(阪神タイガースファン)の自分からすれば、迷惑な印象でした。
そういうものは流行が過ぎればすぐに消滅します。
タピオカブームや唐揚げブームと同じです。
今回は、その「カープ女子」について解説します。
発生の原因はメディアの作戦
元々は2010年代前半の2010年や2011年に「首都圏で広島カープの女性ファンが増えている」と取り上げたのが原因です。
それまでは野球というものは男性が中心に観戦する競技という認識が強かったのですが、メディアが「女性ファンが増えている」と報じたことで、女性ファンが関心を示して徐々にチケットが取りにくくなったようです(それまでは広島に本拠地を置く広島カープ戦のチケットは簡単に取れました)。
そこから2012年、2013年と時が経つにつれて、広島カープの女性ファンが急増、試合でもファン観戦席で女性ファンの占める割合が増えました。
流行語大賞にノミネートされた2014年は対広島カープ戦のビジター席の3~4割が女性となった試合もあるそうです。
まさに流行が流行が呼び、ドミノ式に増えた様相となりました。
その実態は…
ただし、流行は一時的なものなのは変わりません。
実際は野球のルールも知らない、写真だけ撮ってすぐに帰るなど酷い有様でした。
他球団ファンの応援席にまで陣取って歓声を上げることもあったようです(どこの球場でもマナー違反で警備員から注意されます)。
もちろん、広島カープの選手なんかにも興味がなければ、勝敗はおろか試合経過もどうでもいいという、まさに「ファン失格」の人が多数存在しました。
おそらく当時ネットに上げるために買ったグッズもとうに処分されたか、押し入れの奥深くに眠っている人が多いでしょうね。
まさに本気で応援するファンからすれば迷惑な存在でした。
まとめと総括
現在も熱心な女性ファンは存在します。
ただの流行りに乗っかったにわかファンが消滅しただけであって、現在も存在するのは事実です。
10年ほど前までが異常なだけで、今が正常な状態です。
また、広島カープは2024年は9月頭に首位にいながら、歴史的大失速でCS出場を逃し、更に借金1の4位でシーズンを終えるというNPB史上初の屈辱を浴びました。
今年2025年も7月から失速をして、この9月もなかなか勝てずに、直近の対阪神タイガース戦では4番の佐藤輝明が不在、NPB連続無失点記録を持つ石井大智や守護神の岩崎が不在の状況でもカード3連敗(3タテ)を食らう有様です。
この状況で、広島側の観戦席は目に見えてガラガラの状況でした。
カープ女子の消滅だけでなく、ファン数も減っている(正確には球場まで足を運ぶ熱心なファンが減っている)のは悲しいですね。
<2025年9月18日 対阪神タイガース戦第25試合(最終戦) マツダスタジアム>

このシーンは8回表に大山が8年連続2桁本塁打達成となる第10号ホームランを放った時ですが、明らかに人がまばらです。
3回表に森下の先制となる第22号2ランホームランを被弾した時点で帰った人もいるのでしょうか。
X(旧Twitter)でも状況報告など色々やっております。
是非フォローお願いします!
X(旧Twitter):詩音@ポケモン3Dモデル制作者(@Utane_Shirase)
ポケモンカテゴリランキング参加中!
良ければクリックしてください!