最近は迷惑電話が多いですね。
自分はかかってきた電話は1回目では絶対に取らず、調べてから「かけ直し」を待っています。
自分からかけ直し電話は絶対にしませんし、重要な電話であれば必ず何度も折り返しが来るはずですからね。
今回は「+800」から始まる電話番号と、似たような番号で「0800」の電話番号が怪しい電話番号なのかを紹介します。
「+800」から始まる電話番号は「国際フリーフォン」
まず「+800」から始まる電話番号は「詐欺」と認知してください。
以下のような電話番号です。
そもそも電話発信に「+」から始まる電話番号は全て「国際電話発信」です。
つまり、日本以外の海外から電話をかけているわけです。
「+800」は「国際フリーフォン」と呼ばれ、簡単に言うなら「0120のフリーダイヤルの国際版」です。
この電話の特徴は「着信した側に料金がかかる」という「着信課金電話番号」です。
通常は発信した側に電話がかかるのですが、この電話番号は着信した側が料金を払うことになります。
つまり、受信して出てしまった場合はこちらが料金を払う羽目になります。
国際電話なので1分であっても莫大な料金を払うことになってしまいます。
なので、「+」から始まる電話番号は「すべて無視」、「一切出ない、かけなおさない」が重要です。
怪しい国際電話の目的とは？
なぜ、このような海外から電話番号をかけてくるのでしょうか。
そもそもなぜ自分の電話番号がわかるのでしょうか？
まず、「相手は片っ端から数字の組み合わせで電話をかけています」。
なので、いずれ自分の電話番号にかかってくる可能性があるというわけですね。
そして、電話をかけて「その電話番号が生きているか」、「相手がどのような者か」を把握します。
まずかけなおしてくる時点で「電話番号は生きている」、「注意力が薄い」ということが把握できますね。
そして無言で対応して「電話料金をかすめ取る」、「相手が金持ちそうなら詐欺に合わせる」とさらに悪辣な方法を取ります。
なので、「絶対に折り返しはしてはいけません」。
「0800」もフリーダイヤル
「0800」もフリーダイヤルで、「着信課金電話番号」です。
つまり、こちらも着信した側が電話料金を払う番号です。
以下のような電話番号です。
「+800」との違いは「日本国内からの発信番号」であるということです。
この時点で、「国際料金は発生しません」。
まず1つは安心していい要素です。
ただし、着信した側が料金を払うことが変わりはないので、無闇に応答するのはやめたほうがいいです。
ネットで電話番号発信先を調べるのが無難です。
まとめ
いずれの電話番号にも言えることですが、「安易に応答するのは危険」です。
このご時世、ネットがあるのであればまずはネットで電話番号を探るのが良いです。
さすがに全ての電話番号を網羅できているわけではありませんが、有名な悪質電話であればすぐにヒットします。
冒頭に書いた通り、緊急の電話などであれば何度もかかってくるはずですし、少なくとも国際電話でかかってくるということはありません。
「+」から始まる国際電話＝詐欺という認知は最低限持っておいた方が良いでしょう。
