ゲームとCADで趣味全開!

ゲームの世界をCADで現実にする。3Dモデルを作るのが得意です。他にゲームとしてプリコネやディスガイアシリーズの攻略などを書いています。

【これが現実】宝くじは買わない主義です【当選確率は驚異の低さ!】

初めに書いておきますが、宝くじを買うこと自体は否定しません。

宝くじは「夢を買うもの」と言われている通り、もし1等が当たれば人生は完全に逆転します。

大企業で普通に働いて、約40年の生涯年収は2億8000万円程度と言われています。

もちろん生涯年収が高い企業に働けばそれ以上、残業を思いっきりしたり、役職で上に行けば更にもらえます。

ただ、大企業の部長級でもなる年齢にもよるでしょうがせいぜい平均で5~6億円くらいでしょうね。

もし1等が当たればその生涯年収を一瞬で稼げるのでまさに夢ですね。

 

(宝くじ公式Twitterhttps://twitter.com/takarakuji_qooより引用)

 

 

 

 

宝くじの当選確率は?

サマージャンボや年末ジャンボを例に挙げますと、一般的に以下のような当選確率になっています。

 

1等:7億円→約2000万分の1

1等の前後賞:1.5億円→約1000万分の1

1等の組み違い賞:30万円→約10万分の1

2等:1000万円→約500万分の1

3等:100万円→約50万分の1

4等:10万円→約1万分の1

5等:1万円→約333分の1

(当選金額は年末ジャンボ公式サイトより)

 

1等は宣伝でもされている通り7億円です。

まさに人生を一瞬で変える金額ですね。

 

この4等が10万円で、5等が1万円です。

仮に「5等の1万円が333分の1で平等に当たる」としたら、333枚買えば当たる→1枚300円なので333枚なら99900円、つまり「10万円ほど買って1万円返ってくる」計算です。

 

この時点で「あまりに分が悪い」と分かります。

10万円出して1万円のものを買うわけですからね。

 

 

 

宝くじの当選確率は競馬などよりはるかに分が悪い

そもそも、宝くじの当選確率はパチスロや競馬、競輪、競艇などの博打よりはるかに分が悪いです。

パチスロなら約40%、競馬なら20~25%の勝率があると言われています。

 

それ以前に胴元の回収率が約40%~50%と圧倒的に売り出し側の回収率が高いのが宝くじです。

言い換えれば2人に1人近くは「寄付」していると言えます。

競馬などではこんなに異常に高くはないとされています。

 

 

1等を当選させるためにはどれくらい買えば当たる?

前提として「1等の番号が必ず入っている」とします。

この前提がそもそも重要です。

宝くじは当選番号が抽選されますが、そもそも売れた券の中に1等の当選番号が入っているという前提ではありません

売れ残りの中に1等が入っていることは多々あります。

この点でも宝くじは他の博打などとは違いますよね。

競馬なら必ず1着、2着がありますし、パチスロならある程度回れば当選しますからね。

 

前提の「1等が必ず入っている」、「約2000万分の1で当たる」という前提で計算してみましょう。

当選確率は

1-(1-1/20000000)^(買う枚数)

で計算できます。

 

100枚なら約0.0005%

1万枚なら約0.05%

100万枚なら約4.8%

1000万枚なら約39.3%

1億枚なら約99.3%

 

という計算になります。

100万枚買う=100万×300円=3億円ですね。

3億円出して買っても1等7億円が当たる確率は5%未満です。

そもそも前提である当たりが入っている場合でこれです。

当たりが入っていなければ確率は0ですね。

 

1000万枚買うなら30億円です。

それでも40%未満と5分にすら満たないです。

そもそも1000万枚買う(30億円出す)なら買わずに暮らしたほうがいいですね。

 

1億枚=300億円出してようやくほぼ1等が当選する計算になります(それでも100%当たるとは限らないです)。

これも「当たりが入っている」前提ですし、確実に当てたいのなら全国の宝くじ売り場で売られている宝くじを1枚たりとも残らず1人で全部買い占めないといけませんね。

 

 

これでようやく分かった方も多いと思います。

100枚程度では1等の当選確率は限りなく低い、1等を当てたければ少なくとも1等の当選金額並みの資金が必要ということです。

 

たまにYouTuberが「宝くじ10万枚買ってみた」というものを聞きますが、数学がちょいとできる人なら「なんと分の悪い賭けをしているのだろう。本気で当てたいならその1000倍は買わないと」と思いますね。

まあ企画をしている人は、「本気で当てる気はない。話題で客寄せ」というのは最初から承知でしょうが。

 

 

 

宝くじは愚者の税金?

ここまで纏めれば、宝くじは分の悪い賭け、当てようと思って当てられるものではないということです。

胴元が約50%を回収するため、「愚者の税金」と言われているのはこのためですね。

1等の当選者のために何万人、何十万人がこぞって寄付をしているのと同じですからね。

 

 

では宝くじを買う意義は?

それでも宝くじを買う人が絶えないのはなぜでしょうか?

察するに「もし当たれば…」とか「1等でなくても1000万円や100万円でも当たれば…」という淡い期待を持っているからでしょうね。

宝くじの本質は「買うまで」にあると思います。

買って満足するということですね。

当たればハッピー、当たらなくても「そうそう当たるものでもないし」と半分期待、半分諦めということでしょう。

 

 

 

宝くじ売り場で「高額当選者続出中!」は嘘?

よく宝くじ売り場で「ここから高額当選者が出ました!」、「毎回高額当選者出ています!」というのを見ますよね。

あれは嘘ではありません。

嘘ではないですが、高額当選者が多い=宝くじの販売枚数が多いと思ってください。

当然ですが、枚数が多く売れる=当たりが入る確率が高めということです。

決して「当選確率そのものが通常より上がる」という意味ではありません

「よく宝くじが売れて、相対的に当選の確率が他の宝くじ売り場より高い」ということです。

 

 

 

まとめ

そのようなわけで自分は宝くじは買いません。

買うくらいなら良い食事を1階でもした方が満足というタイプです。

もし賭け事をするのなら、競馬などをやると思いますね(そもそもギャンブルはしないタチですが)。

夢を見るのはタダですが、宝くじで夢を見るのは買わなければいけないのでタダではありません。

1等でなくても一攫千金のチャンスはもちろんありますが、非常に低い確率というのは覚えておいてほしいですね。