武田家、織田家と主人公が天城颯馬のルートを2つクリアして、ようやく88人中82人のヒロインを受け持つ主人公「榊月冴」のルートをやります。
やる前から気が重いとかなぜこのゲームをやるのだって感じですね。
もう書かなくてもわかると思いますが、難易度は「易しい」一択です。
特に東北地方は硬い城が多いので、「開城」で落城させ続けていると資金ショートする可能性があります。
伊達家自体、初期資金はさほど多くないので難易度「普通」以上でやる場合は城郭レベルを気にする必要があります。
東北地方(陸奥や出羽など)に一向一揆が起こる国はないので、必要であればどんどん「城の破却」を使っていきましょう。
引継ぎポイントでは織田家をクリアしたので織田家重臣を中心に召し抱えます。
ネタバレになりますが、武田家は侵攻の都合上敵対するので召し抱え不可です。
「織田信行」が10ポイント必要ですが、次回以降のポイントを減らすためにここで召し抱えます。
召し抱え武将は「丹羽長秀」か「石田三成」どちらかは最低でも召し抱えましょう。
徴兵数がアップする「富国強兵」のスキルが攻略を進めるうえで非常に強力だからです。
両方召し抱えるのがベストです。
伊達家ルートの特徴
言わずもがな東北地方から制圧を開始するルートです。
最終的には関東と中部地方の一部まで制圧するルートです。
中盤の関東地方制圧あたりがかなり忙しいルートになっています。
武将の特徴としては、東北地方は城郭レベルが高い城が多いため、スキルに強襲効果アップのものや、計略効果アップのものを持つ武将が多めです。
正直、あまり役に立ちませんし、そもそも強襲を多用すると兵数が減るので攻略に支障が出てしまいます。
そもそも十分な兵数を集めて包囲すれば城郭レベルなんて何の効果もありませんので。
それよりも野戦で効果のあるスキルが欲しかったです。
シナリオは先に言っておきますが主人公がアレなので、期待はできません。
初っ端からこんなことを書いてきますからね。
女とみるやいなやすぐに品定めの選評(妹のような人物が隣にいる時でもお構いなし)、男はどんな優秀や誠実な人物でも一切興味なしという畜生です。
加えて、月冴が主人公の場合は「ノーボイス」です。
まあ畜生主人公の声なんて聞きたくもないのでその点だけは評価できます。
言わなくても分かりますが、下記画像の人物は独眼竜こと「伊達政宗」ですね。
開始3分で嫌になるなんて、「戦国天下統一」以来です(こちらはUIが20年くらい遅れている作りというクソさが原因ですが)。
あ、主人公もそのゴロツキと全く同じく下種ですよ。
ああ、ちなみに「峰打ちなら問題ない」と書かれていますが、刀は簡単に言えば鉄棒と同じ。
峰で打っても下手をすれば死にます。
よくある「安心しろ、峰打ちだ」というのは全く持って安心できません。
剣の達人ならまだしも、素人が峰打ちすればよくて骨折、最悪は死に至る可能性もあります。
あとさあ、仮にも当主相手にため口はどうかと思いますよ。
(命の恩人の父とはいえ、断りなくため口なんてきいたらこの時代は斬首されても文句を言えません)
「怪我の分を差し置いても、見事な腕前だ。鍛えればもっと良くなっていくぜ」
完膚なきまでに一瞬で倒した相手にこの言葉とか…
臭すぎて草も生えませんわー
むしろ萎えるわー…
「争いが頻繁しておってな」
ん?そこは「頻発」じゃないのか?
ボイスも「頻繁」なので誤植ではないと思いますが、どうにも気になって仕方ない…
「伊達成実」が登場。
つーかここは人物名は「???」とするべきでは?
初対面で名前も知らないはずのに、最初からバラしちゃあ面白味の欠片もありません。
全く、この伊達家ルートのシナリオライターも書き方が甘いですね。
まあ、槍の特徴から分かる人には誰だかすぐにわかるわけですが。
それでも初登場の人物を初っ端からばらすのは、ねえ?
中陸奥侵攻1ターン目
伊達家重臣である「片倉景綱」と「鬼庭綱元」はまだ出てきません。
後ほど順次加入します。
最初からいないのは違和感満載でしょうが、「家臣は各地へ調停にでている」と話していたので話を続けましょう。
なお、残念ながら「支倉常長」は3だけでしかユニーク武将として使えません。
良いキャラなのに勿体ないですね…
なお、加入が遅いので注意です。
伊達家の初期状況
伊達家の初期状況はいつも通りです(過去作をプレイしている人なら見慣れた光景です)。
中陸奥の城2つを支配下に置いて、北半分は大崎家と葛西家(と独立勢力の黒沢家)が1城ずつ支配しています。
ユニーク武将である「大崎義隆」と「葛西晴信」(ともにロリです)は配下に加えられると思うので降伏させましょう
なお能力値は低めに設定されていて期待できませんのであしからず。
難易度「易しい」なら他のルートと進め方は変わりません。
「兵数を増やしてごり押し」です。
資金面の心配は一切要りません。
まずは中陸奥国内を統一支配しないと話が進まないので北上して攻めましょう。
最短2ターンで支配できます。
特筆すべき進め方や戦法もないのでサクッと中陸奥国内を統一しちゃいましょう。
武将の鍛錬について
初期CPは10と低めなので、召し抱え武将を含めた10人鍛錬すると何もできなくなるので注意です。
あくまでレベル1のユニーク武将のみの鍛錬にとどめましょう。
CPが厳しくても当主は必ず鍛錬させましょう。
まあ、自分のようにそのルートのユニーク武将を全員レベル極またはレベル10にしているなら侵攻させるだけで経験値が入ってあっという間にカンストするので問題はないですが。
攻略のちょっとしたネタバレ
この伊達家では途中で当主交代が発生します。
(勘のいい人なら「ヒロインである伊達政宗が当主にならないわけがない」と考えたでしょうが、その通りです)
過去作品でもそうだったのですが、今回もあります。
当主交代が起こると参照CPも変わるので、「伊達政宗」はしっかりと鍛錬しておきましょう。
「武将に会う」コマンドについて
冒頭に書いた通り、主人公が天城颯馬では武将に会うコマンドは基本使えません(攻略対象のヒロインがたった6人しかいないので)。
武田家や織田家では主人公が天城颯馬のため、一切使うことができません。
ただし榊月冴の場合は別です。
多くの武将で「武将に会う」コマンドが使えます。
「武将に会う」コマンドでは1人につき1CP消費します。
むやみやたらに武将に会うコマンドを使うとCPが枯渇するので注意しましょう。
特に、CPが低い当主のルートでは要注意です。
このターン、葛西家が黒沢家を滅亡させました。
こちらは大崎家を滅亡させました(無血開城に成功)。
「大崎義隆」が加入しました。
中陸奥侵攻2ターン目(中陸奥完全制圧)
ようやくシリーズでは貴重な巫女枠が使えるようになります。
うーん、シリーズを全部プレイしてきた身としては3よりかは良し、4や5よりかはやや劣る、といった感じでしょうか。
7では巫女ですらなくなった(+梵天丸LOVE枠になった)ので7とは比較できないですね。
CVは覇気がなくなった気がして違和感がありました。
どうも4や5ははきはきした物言いだったので巫女の姿通りおっとりした話し方になると慣れるのに少し時間がかかりそうです。
(なお、初代では政宗の性格が災いしてほぼ常にイライラしている残念な巫女さんです)
同時に「鬼庭左月」も登場し加入します。
鬼庭左月斎ですね。
ボイスおよびゲーム公式ホームページでは「おにわ」と読まれていますが、正しくは「おににわ」もしくは「もにわ(この場合は漢字では「茂庭」と書きます)」です。
歴史ゲームならしっかり調べてから作ってほしいですね。
余談ですが、鬼庭一族はやたらと長寿な一族で有名でした(かの天下人・豊臣秀吉が長寿の秘訣を聞き、「米粉を溶いた湯を毎日欠かさず飲んでいる」と聞いてから真似するようになったくらいです)。
(現代で換算するなら120歳を超すくらいの長寿)
見た目「だけ」は好青年に見えるかもしれませんが、内面は…
さて、これで
榊月冴
の6人を鍛錬しないといけなくなりました。
次ターンでもさらに新しい武将が加入するのでCPがきついです…
鉄砲を集めるCPや武将に会うためのCP余裕はありませんね。
なお、榊月冴の「武将に会う」コマンドでのシナリオは大抵「メシポ(飯ポーション=媚薬飯)」と言われるものです。
これは女の子に手料理を食べさせる→月冴が好きになる(!?)→夜伽へという三拍子のものがほとんどだからです。
一例(竹中半兵衛に会うこと「2回目」でこれです)
誰が読んでも急な展開に驚いてワンパターンかつ内容が酷いので、嫌いな人はスキップで話を飛ばしましょう。
このターンで一関城と寺池城の2つを同時に落とします。
「葛西晴信」を配下に加えます。
余裕で中陸奥統一ですね。
中陸奥制圧後のターン消化
なぜこの鬼庭綱元だけ「???」にしたのか。
これだから統一感がないのですよ。
ここでも「おにわ」と語られます。
もう気にしません。
先に挙げた鬼庭家長寿の秘訣?「米粉のとぎ湯」を勧められます。
これで伊達家の重臣が全員集合です。
このターンはどこにも攻められません。
鍛錬するなり、武将に会うなりでターンを消費しましょう。
なお、次ターンで「北出羽」への侵攻が可能になります。
侵攻は一関城から横手城へと可能になるので、このターンに一関城へ武将を集合させておくとよいでしょう。
北出羽侵攻1ターン目
ADVパート「北出羽への侵攻開始」
一関城から横手城へと侵攻します。
敵勢力は複数いますが、いずれの武将もほぼ全てが500兵です。
城郭レベルは13~17程度と硬めですが、こちらの伊達家重臣は当主の伊達輝宗の300兵を除いて1000兵あるので十分な戦力差で侵攻できます。
籠城されても3ターン包囲すれば落ちることが多いでしょう。
北出羽侵攻2ターン目
横手城から大曲城と角館城の2城へと侵攻します。
侵攻可能国以外から攻められる心配もないですし、城を落とせなくても問題ありません。
じっくりレベリングを兼ねて落とすのも手です。
自分の場合はギリギリ大曲城を落とせませんでした。
北出羽侵攻3ターン目
なぜか女に貢物をしまくった挙句に振られて凹んでいるところに腹をすかせた「坂本龍馬」が登場します。
一体どこから突っ込めばいいのか…(セーラー服の坂本龍馬とか!)
一応「先の時代から来た」と説明はしてくれますが…
またどうせ「メシポ」でしょう、分かっています。
ワンパターンなうえに下種だから見たくないです…
堂々と心の中で「恋心が芽生えたなら我が女にしてくれてやるぜ!」って書いてますし。
画像も貼りません。
この畜生が!
って思ってたら「沖田総司」まで出てきやがった!
お決まりの「必殺の神速三段突き」も見せてくれるとはね。
時代錯誤もいいところですが、まあ歴史の学習ということで。
んで、ここからが最悪です。
三段突きの三段目を躱したと思ったら、いきなり接近して接吻しやがった!
こんな外道&畜生は見たことがねえ!
しかも沖田総司は蕩けた表情で「身も心も完全に負けた」とか言いやがるし…
最悪のシナリオとシナリオライターだ…
こんなシナリオを見せられて嬉々とする奴なんかいねえよ!
茶番シナリオは忘れまして、このターンで2城落とします。
ユニーク武将6人×2部隊なら確実に落とせます。
北出羽侵攻4ターン目
ADVパート「」(名前を付けることすら憚れるのでつけません)
左の赤髪の少女が「沖田総司」、右のセーラー服の少女が「坂本龍馬」です。
いくら何でも面影なさすぎだろ…
そりゃあ、沖田総司は20代で亡くなっていて確固たる肖像画などは一切ないので仕方ないですが、ここまで改変されるとは…(まあそれを言ってもは織田信長も改変され過ぎですが)
坂本龍馬は…桂浜の銅像を実際に見ましたが、これまた凄まじい改変…
このゲームに史実のリスペクトを求めることがそもそも間違いですが、流石に戦国時代真っただ中のゲームに、江戸時代末期の人物がでてくるとねえ…
ほら来た!
いやいや、なぜそうなる!?
「優しくしてくれたから身体を捧げよう」とか猿未満の思考能力だな!
どいつもこいつも頭が湧いてるのか?
つーか、沖田総司、お前史実では病弱(肺結核を患っていたそうです)だろ!
そんな体力ないだろ!
もちろん全力でスキップです!
こんな話見たくもねえ!
行っておくと無駄に話が長いです。
スクロールで飛ばそうとすると結構時間がかかります。
ただしすぐに退場します。
この2人、出す意味あったのか?
絵師の無駄遣いにしか思えません。
なお、沖田総司と坂本龍馬は元の時代に帰れず仲間になることに。
まあ最初から分かっていたのですが、その理由(帰れなかった理由)が酷い酷い。
「月冴と交わったから」だってよ!(それ以外ないよなとは思っていましたが)
しょーもなさすぎて笑いも起こりません。
ただただため息が出るだけです。
ベッドの上で「誰得だよ、畜生!」と転がりたいくらいです。
ある戦極姫6のレビューでは「キモすぎて思わずベッドの上でキモいと叫びながら転げ回ってしまった」と書かれていますが(該当シーンは別ですが)、その気持ちがよく分かります。
シナリオはどうでもいいとして2人の能力値を見てみましょう。
双方とももちろんレベル1で加入します。
坂本龍馬:統率29、智謀35、政治38、兵数1000、鉄砲500
沖田総司:統率36、智謀28、政治20、兵数600、鉄砲0
能力値は双方とも並ですが、坂本龍馬の鉄砲数がやたらと多いですね。
このターンで北出羽を統一します。
レベリングはまだしません。
理由は次は南出羽(と最初だけ北陸奥)に侵攻し、「最上家」を制圧しユニーク武将(最上義守と最上義光)が加入するからです。
この2人を加入させてからレベリングをします。