出社の日があるとどうしても仕事が忙しい上に帰宅時間が遅くなってモデリングの時間が取れないのがつらいですね。
しかし、今はモデリングのモチベーションが高い状況ですので、これを維持して頑張りたいですね。
さて、現在はタイトル通りハナダシティの長方形藪をモデリングしています。
以前ニビシティで作った簡素なものではなく、もっとリアル感を出したいと思い、色々試行錯誤しています。
長方形藪のモデリング方法について
まず、フリー素材をうまく活用します。
CADソフトで藪のような複雑なモデルを作ることは不可能ではありません。
しかし、作るには時間がかり、目的の町作りが遅れる要因になります。
そもそもとして曲線や曲面の多いモデルはCGソフトの方が圧倒的に有利です(作り方やアドインの拡張性や機能面などで)。
例えば、以下のようなモデルがネット上でフリー素材としてアップロードされています。
次に、ファイル形式ですが、こういう複雑なモデルは大体CGソフトのファイル(MAXファイルやVrayファイルなど)であることが多いです。
こういうファイル形式は、CADソフトであるFusion360には直接取り込めません。
そこで他のソフトを経由させて取り込むことになります。
具体的にはBlenderなどですね。
Blenderでstlファイルやobjファイルに変換すれば、Fusion360でも使うことが可能になります。
課題点
今まで何度も言ってきた通り、他のソフトで変換したモデルは、Fusion360にインポートするとメッシュモデルとしてインポートされます。
モデルが複雑であればあるほど、メッシュの変換には時間がかかり、上手く変換できないこともあります。
そこで、対処法を色々調べてみました。
メッシュが多い(または複雑である)モデルの変換対処法
Blenderで四角形のメッシュに変換する
通常、インポートされるメッシュは「三角形」です。
この三角形であることがメッシュを多くしてしまい、変換に時間がかかる要員の1つです。
ここで、Blenderの標準機能である「QuadriFlowリメッシュ」を使います。
「Quad」の名の通り、三角形のメッシュを「四角形」に変換させることができます。
これによって、メッシュの数を減らすことが可能です。
この機能はインポートした「objファイル」モデルが条件で、モデルをクリックすると、右下に出てきます。
そして、再度「objファイル」形式でエクスポートします。
Fusion360でインポートして「Tスプライン」に変換する
変換したobjファイルをインポートして、「Tスプライン形式」で変換します。
このコマンドはソリッドタブの修正タブの一番下に「変換」がありますので、メッシュモデルを選択して変換します。
この時、下に出てくる「デザイン履歴をキャプチャをしない」にしておきます。
画像右側の小さなウィンドウにある通り、「クワッドメッシュからTスプライン」と書かれているように、「クワッドメッシュ」=「四角形のメッシュ」でないとこのコマンドは使えません。
上記のモデルでは23万メッシュもあるのですが、現在試行錯誤して変換しようとしています。
まだまだ試行錯誤と勉強中ですね。
次の目標
まだメッシュの勉強と変換ができていないので、この藪を完成させることを目標とします。
何かわかったら、今後の備忘録のため、この記事に追記すると思います。