ゲームとCADで趣味全開!

ゲームの世界をCADで現実にする。3Dモデルを作るのが得意です。他にゲームとしてプリコネやディスガイアシリーズの攻略などを書いています。

【日常の科学】瞬間移動は人類には可能か考察してみました

漫画やアニメ、ラノベなどで「瞬間移動」といえばチート能力の1つとして挙げられていますよね。

では現実世界で瞬間移動は可能なのでしょうか?

科学的視点から考察してみます。

 

 

 

 

 

瞬間移動を実際にしようとするのは…

いつも通り結論から書きます。

現実的には不可能」です。

 

物理的に考察するとなると「量子力学」の分野になりますが、「人体のような質量をもった物体を瞬間移動させるのは不可能」なのが概ね科学的に結論付けられています。

 

 

 

なぜ人体の瞬間移動は不可能なのか

その前に瞬間移動の1つとして「ネット」を考えてみます。

ネットもサイトにアクセスする場合、高速回線であれば一瞬でサイトが開きますよね。

これも瞬間移動の1つと捉えることができます。

検索結果一覧から特定のサイトに一瞬でアクセスするわけですからね。

 

しかし、ネットは「質量をもたない言語や数字の羅列」です。

だからこそ瞬間的に特定の場所にアクセスが可能です。

 

一方で人間は質量をもった物体です。

さらに細分化していけば、分子や原子の塊です。

原子がいくら小さくても質量を持っています。

質量をもった物体を移動させる場合は力学的にも「力=エネルギー」が必要になります

物を動かすときにも物体に加わる力が完全に0であれば一切動きません。

これは力学の基本中の基本です。

静止する物体に一切の力が加わらない場合は永遠に停止し続けます。

 

 

 

人体の瞬間移動を可能にする場合は?

何十kgとある物体を瞬間移動させる場合は、人体を構成する原子を原子単位で細分化させ、移動させる必要があるとされています。

しかし、人体を構成する原子の数は莫大で、それら全てを細分化→移動→正しく再構築となると莫大なエネルギーと正確性が要求されます。

 

エネルギー面でも、再構築面でも考えるとまず不可能です。

移動に必要な莫大なエネルギーが作れたとしても、移動後に正しく再構築できなければ失敗です。

あまりにリスクが大きすぎるわけですね。

そんなわけで「人体の瞬間移動は不可能」というわけです。

 

しかし、科学技術がもっと急激に発展すれば可能になる時代が来るかもしれませんね。

それが可能になるのは数百年後か、あるいはもっと先の数千年後か。

少なくとも断言できるのは100年程度で可能になるとは思えないです。

 

より詳しく知りたい場合はネットで検索してみると良いでしょう。

いくつか面白い考察もありますし、専門的に考察したサイトもあります。