自分の小さい頃は、私の家族は年に数度は家族旅行をするほどで、色々な場所へ旅行に行っていました。
その中の1つが「鬼怒川温泉」でした。
小さい頃に栃木県の鬼怒川温泉に行ったことがあるのですが、社会人になった今、もう一度同じ景色を見に行きたいと思っていました。
会社の2連休を使い鬼怒川温泉へぶらっと一人旅してきましたが、昔を思い出しつつも今だからこそ気づく魅力もあったので、今回は、栃木県の鬼怒川温泉に行った際の旅レビューを紹介していきます。
※この記事は2022年8月時点執筆のものです。
昨今の物価高などの影響により値上げや一部施設が閉鎖している可能性があります。
訪れる場合は最新の情報をネットなどでお調べください。
鬼怒川温泉とは?
鬼怒川温泉は、栃木県日光市鬼怒川地区の鬼怒川上流域にある温泉です。
江戸時代に発見されたこの地は、箱根や熱海と並んで「東京の奥座敷」と呼ばれ
当時は日光詣の僧侶や大名のみが入ることを許されたという由緒正しき温泉だったそうです。
鬼怒川沿いに温泉旅館やホテルなどが立ち並んでいるだけではなく、テーマパークなどレジャー施設も充実しています。
(ただし、バブル崩壊の影響を受けて廃墟となった建物も見えてしまいますが、それでも温泉郷としては日本の代表地です!)
都市部からのアクセスにも優れているため、コロナ以前は年間を通して観光客で賑わっている温泉の名所なのです。
鬼怒川温泉の湯は様々な効用で心身を回復
鬼怒川温泉の湯は弱アルカリ性の性質で、無色透明、無味無臭の滑らかなお湯となっています。
肌にも優しいのはもちろん、「傷は川治(川治温泉)、火傷は滝(現在の鬼怒川温泉)」と言われ、火傷に効能があるんだとか。
特に鬼怒川温泉は次のような症状の方にはオススメです。
疲労回復、神経痛、関節痛、五十肩、病後回復期、冷え性、健康増進、筋肉痛、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、 慢性消化器病、痔疾など。
柔らかい湯は美肌にも良いとされ、皮膚病や胃腸の病気にも効くと言われており、さまざまな健康の不調を整えてくれるでしょう。
今度は一人で鬼怒川温泉へ
初めて行ったときの鬼怒川温泉は秋の季節だったので、紅葉した山で囲まれているイメージでした。
家から遠く離れた場所に行った為、山の夜の静けさにとても驚いた記憶があります。
そんな鬼怒川温泉ですが、小さい頃に行って以来、一度も訪れる事がないままに社会人になりました。
仕事が忙しく中々時間が取れていませんでしたが、ふと最初の家族旅行を思い出したんです。
そして、小さい頃に行った記憶の場所へ、今の自分が行くとどんなことを思うのだろうと興味が出てきたので鬼怒川温泉へ向かいました。
昔と変わらない懐かしい鬼怒川温泉
私はまず鬼怒川温泉に行くときに特急リバティという電車に乗りました。
特急に乗っているとき、私はお弁当を食べながら外の景色をずっと見ていました。
私がもっと小さい時は外の景色には目もくれず、ずっとゲームをしていたので、電車での過ごし方も変わるものなんだと思いましたね。
変わらない鬼怒川温泉を懐かしむ
鬼怒川温泉に到着して駅から出た時、小さい頃の景色と全く同じ姿が。
鬼の銅像、足湯の広場、横に行けば2軒のお土産屋さんがあるのも全く同じでした。
紅葉はしていませんでしたが確かに見た景色。
ただ、新型コロナウイルスの影響もあって、人は昔より減っていて駅前でも静けさを感じました。
鬼怒川温泉に到着した後は、少し歩いて川のよく見える橋に向かうことに。
その橋はよく揺れて、高いところが苦手な人は厳しいですが流れの激しい鬼怒川を見るスポットとしてはとても良い場所でした。
橋からは船で川下りをしている人達や家族で川に飛び込みをしている人達を見てなんだかほっこり…。
ホテルに到着したあとは温泉に入り、のんびり過ごして1日を終えました。
昔はなかった機関車が…
楽しさからか2日目の朝はすんなり起きれました。
やっぱり家で起きるときよりも山で起きる朝は気持ちが良いですね。
お土産を探して帰ろうとしたら駅に機関車が止まっていて驚きました。
私が小さい頃には機関車なんて走っていなかったので、今でも新しい事が行われているんだなと感動しました。
小さい頃は帰りはぐっすりでしたが、今回は山が街に変わっていく景色に風情を感じながら帰ることに。
私は今回鬼怒川温泉に行って、なんだか家族が欲しいなと思いました。
私は今まで家族が欲しいという欲はそんなに強くありませんでしたが、川下りや川へ楽しそうに飛び込む子供達を見ていると、自分に子供が出来たら経験させてあげたいなと思いましたね。
子供が産まれたら、鬼怒川温泉の川下りみたいな自然と触れ合う経験をさせてあげたいです。
また、私が年老いた時にこういう所で一生を終えるのも良いなと感じました。
まとめ
鬼怒川温泉は駅前を過ぎればとても静かで、時間に追われない感覚でした。
なので時間に追われず気ままに散歩をしたり、駅前で元気そうな子供達を見て温泉に浸かる余生を過ごすのも良いかもなんてと思っています。
一方で、昔と違い廃墟の建物も多く寂れてしまったというのは少々残念でした。
それでもまだまだ現役の旅館やホテルはあるのは事実です。
今回の旅レビューは以上です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!