埼玉県の「小江戸・川越の中央通り」はテレビや雑誌などのメディアで取り上げられることが多く、街並みが味わい深く美しいことで有名です。
コロナになる前に職場の同僚が川越に遊びに行ったようで、かわいらしいかんざしやガラス玉などを買ってきて見せてくれました。
その友人は女性なのですが和物の小物が大好きな方で、とても楽しかったようで私にも風情のある漆塗りの栞をお土産としていただきました。
私も風情のある品は大好きですが、なかなか東京では手に入りません。
いつか私も行きたいなと前々から思っており、やっと行く機会が出来たので、今回は、埼玉県の小江戸・川越の中央通りに観光に行ってきた旅レビューをご紹介していきます。
※この記事は2022年8月時点執筆のものです。
昨今の物価高などの影響により値上げや一部施設が閉鎖している可能性があります。
訪れる場合は最新の情報をネットなどでお調べください。
- 埼玉県の小江戸・川越の中央通りとはどんなところ?
- 小江戸・川越の中央通りは古き良きレトロな町並み
- 小江戸・川越の中央通りは気さくな優しい人達が集う街
- 外国人には堪らないであろう足湯カフェを発見!
- 川越はコンビニが一軒もないことに驚き
- まとめ
埼玉県の小江戸・川越の中央通りとはどんなところ?
埼玉県の小江戸・川越の中央通りは、約370年の伝統を誇る川越まつりでも有名な観光地スポットですが、情緒あふれる街並みは「小江戸」として人気を集めています。
商人・職人町、寺町、武家地など城郭を中心にした街並みの面影が現在でも色濃く残り、徳川家ゆかりの「喜多院」や、商家が並ぶ「一番街」など、場所によって様々な表情をもっているのが特徴的な古き良き街です。
今回、川越を訪れたのは、夕方からウエスタ川越で行われるコンサートのためでした。
せっかく都心から川越まで行くのだから、これは少し足を延ばして中央通りの街並みを拝見しなければと思って、早めに家を出て川越に向かうことに。
その日は夏の暑い日で歩くのは大変でしたが、駅前の案内所で地図をもらい、最短のルートでたどりつくことができました。
お店が並ぶエリアは影もあり、ミストを出してくれている店舗や休憩所もあったのでなんとか快適に過ごすことができました。
小江戸・川越の中央通りは古き良きレトロな町並み
川越駅から中央通りまでの道は、「あれ?意外と普通のまち?」という印象でしたが、中央通りへたどりつくと、急に景色が一変しました!
昭和の雰囲気が漂うレトロなカフェや理髪店、草履屋さん、包丁屋さんなどが建ち並び、とても風情を感じました。
小江戸・川越の中央通りは気さくな優しい人達が集う街
商店街の入り口で、まずしっかりとした雪駄を購入。
お仕事で室内で使うためのものなのですが、「夏は、裸足で履くとすずしくていいわよ。」とお店のお母さんが教えてくれます。
そんな気さくな声掛けも嬉しいですね。
中央通りを進み蔵造りの街並みが始まると、重要文化財に認定されている重厚な瓦の建物が数軒目に入ります。
建物を見ているだけでも、タイムスリップしたような不思議な気持ちになりました。
途中で見つけた和雑貨のお店「椿の蔵」さんは、和柄の小物がぎっしりつまったお店で女性なら思わず「かわいい!」と歓喜してしまうことでしょう。
昔ながらのトンボ玉だけでなく、手ぬぐい、色とりどりのがま口、天然石、和紙の便箋とお土産にも最適で、友人がお買物したのはこの店だな!と察しがつきます。
外国人には堪らないであろう足湯カフェを発見!
今回は時間の都合で無理でしたが、お店の奥には「足湯カフェ」も備えており、これは外国人観光客にもたまらない店だと思いました。
時の鐘は私の行ったときは改修中でしたが、歴史を感じる重みのある建物でした。
大通りから少し逸れていくと、「菓子屋横丁」に到着します。
そんなに広いエリアではありませんが、映画「三丁目の夕日」に登場するような駄菓子のお店や、お餅やお芋のお店などが建ち並びます。
色とりどりの飴が箱に入っていると、なぜこんなにテンションが上がるのでしょうか?
時間と暑さの都合もあり、菓子屋横丁で折り返し。
無料の休憩室で休んで戻ってきましたが、もう少し余裕があれば川越氷川神社にも足を延ばしたかったですね。
帰り道、箸専門店「きっちん遊膳」に立ち寄り、縁起の良い八角箸を購入。
とても味わいのある町でした。
川越はコンビニが一軒もないことに驚き
お土産物には間違いなく事欠きません。
どんどんデジタル化が進むと、なんだか昭和や平成は遅れてるような印象になっていきますが、そんなことはなく「味わいのある素敵な文化だな!」と自信をもって思えるようになりました。
川越の街を歩いているとコンビニが一軒もないことに気づきます。
スターバックスも川越オリジナルの和テイストの店舗を展開しています。
この美しい古き良き街並みを守って行こうとしている地域の人たちの結束力の様なものを感じました!
まとめ
川越を訪れてまず思ったのは、「昭和風のレトロはやっぱり素敵」ということでした!
生活をしている中にはどんどん若い子たちが増え始め、デジタルについていけないこともあります。
川越の街の中には東京でポツンと一軒その店があったら、「古い店だな~」と言われてしまいそうな店舗がたくさんあります。
ですが、川越という町であれば、そういったお店も味わいのある素敵なお店に変えてしまう不思議なパワーを持ったスポットだと感じました。
まだ川越を体験していない方は、ぜひ一度味わって昭和の古き良き日本がどんなに美しいかを実感してほしいなと思います。
今回の旅レビューは以上です!
最後まで読んでくださりありがとうございました!