毎年のように「子どもの数が減っている」、「人口減少が止まらない」というニュースが出ます。
既に日本の人口はピークを過ぎており、人口減少の一途を辿っています。
人口統計は色々考察されており、今回はその推計を紹介していきます。
2050年の日本の人口
およそ36年後の2050年、日本の人口は「9515万人」と予想されています。
1億人を軽く割る数字です。
これは国(国土交通省)の推計なので的中率は高いと思われます(出典)。
人口減少対策をしなければこれまで以上に減少スピードは速くなるでしょう。
2100年の日本の人口
22世紀の2100年、日本の人口は「4000万人程度」と予想されています。
もはや平成生まれの人は110歳~90歳程度と、超高齢でしょう。
この時の医療技術なら120歳でも生きていられるのでしょうか?
例え、生きていたとしても「健康で生きているのではなく、機械に生かされている」のであればそれはどうなのでしょうか。
それはともかく、ピークの3分の1まで落ち込むわけです。
こうなると東北地方や山陰地方、四国地方な現在過疎化が進んでいる地域はほぼ消滅することになります。
2200年の日本の人口
23世紀の2200年、日本の人口は「750万人程度」とされています。
(時代でいれば鎌倉時代レベル)
現在の東京都の人口にすら全く満たない人口です。
いわば東京一極集中となれば他の都市は全て「0人」となるわけです。
2300年の日本の人口
24世紀の2300年、日本の人口は「140万人」とされています。
(時代で言えば奈良時代レベル)
政令都市1つ分の人口、現在の東京都の人口(1396万人。2021年時点)の1/10程度まで落ち込みます。
東京23区の半数は人口0の崩壊地区です。
2400年の日本の人口
25世紀の2400年、日本の人口は分かりませんが2300年と2500年の推移から考えると「約40~50万人」と個人的に予想しています。
もはや政令都市が1つもありません。
47都道府県に1万人ずつ暮らす計算とすれば、1人当たり莫大な土地が持てるわけです。
土地を持ったところで生産者がいなければどうしようもないのですが…
ここまでの参考サイトはこちら。
2500年の日本の人口
26世紀の2500年、日本の人口は何と「13万人」となるとされています。
今の千葉県成田市にすっぽり日本の全人口が収まるというわけです。
東京も大阪も福岡も全部人口0という恐ろしい未来もあるということです。
3000年の日本の人口は、なんと…
一気に飛んで西暦3000年になったとき、日本はどうなっているのでしょうか?
人口予測は「29人」と推測されています。
別の予測では「2000人」や「14人」とも書かれているサイトを見ましたが、いずれにしても縄文時代や弥生時代レベルまで人口が減るということです。
もう1人ずつが1都道府県の管理者になるレベルです。
まとめ
これらの推計は全て「今の人口減少スピードで行けば」という仮定です。
政府が対策を取ったり、外国からの移住者を積極的に受け入れればここまで速く減ることはないと思われます。
それにしてもいずれ世界的に人口の減少は避けられないので、その時日本がどうなっているかは分かりません。
そそもそ2200年を待たずに自分はとうに寿命で亡くなっていますので今考えたところでどうにもなりませんが。
富豪たちは「コールドスリープ」で生きながらえるのでしょうかね?
たとえ生き永らえたとしても金銭は無価値、縄文時代の世界だったら生きながらえたところでどうしようもないでしょうが。