ゲームとCADで趣味全開!

ゲームの世界をCADで現実にする。3Dモデルを作るのが得意です。他にゲームとしてプリコネやディスガイアシリーズの攻略などを書いています。

【スマホゲーム評価】レスレリアーナのアトリエについて【炎上には要因があり・随時更新】

皆さんは「アトリエシリーズ」をプレイしたことはありますか?

元々は「ガスト」という会社が売り出していた探索冒険系+錬金術RPGです。

現在はコーエーテクモに吸収合併され、傘下でアトリエシリーズを開発しています。

 

 

【追記・修正履歴】

2023/11/23:評価点を追記

2023/11/25:レスレリ炎上事件簿(番外編2)を追記

2023/11/28:11/28の公式生放送について追記

2023/11/30:ストーリーやイベントの攻略の要点を追記

2023/12/21:公式Discordの規制項目を追加

2024/1/1:調合イベント2回目について追記

2024/2/9:2024年1月のガチャ改変事件とアプリの評価を追記

 

 

 

 

「ライザのアトリエ」で一躍有名に

そんな「アトリエシリーズ」ですが、昔からコアなファンは多かったです。

自分も「アーランドシリーズ」から入って、

・ロロナ

・トトリ

・メルル

の3作をプレイし、外伝にあたる「マナケミア」の計4作をプレイしました。

 

そんなアトリエシリーズですが、2019年に発売された「ライザのアトリエ」で一躍有名になりました。

主人公のライザがかなり際どい作り込みになっていて、それが非常に人気を博したのが要因です。

続編の「ソフィー」もヒットし、アトリエシリーズは今まで以上に世間に知れ渡ったと思います。

 

 

ゲームの仕様変更も功を奏した要因に

元々、アトリエシリーズは基本的に「時間制限がある仕様」でした。

自分が最も長くやり込んだ「トトリのアトリエ」でも決められた時間に定められた目標をクリアできないとエンディングを迎えます。

これには賛否両論があったようです。

(真エンディングを迎えるためにはガッチガチのルートを組まないといけないなど)

 

しかし、2014年の「シャリーのアトリエ」より以降は時間制限が撤廃され、「自由なプレイ」ができるようになりました。

もちろん、これは今でも「時間制限があってこそアトリエ」という方もいますが、概ね快く受け入れているプレイヤーが多い印象です(実際、購入者のレビューを見ても好意的に評しているプレイヤーが多いです)。

 

キャラの人気、仕様変更が上手くはまって、アトリエシリーズはゲームプレイヤーに多く知れ渡りプレイ人数も増えた形です。

 

 

 

アトリエシリーズがソシャゲ本格参戦へ

さて、そんな「アトリエシリーズ」も昨今のソシャゲブームに目をつけて、本格参戦に至りました。

それが、「レスレリアーナのアトリエ」です。

 

ただ、実際に「アトリエ」と名前の付いたアプリはこれが初めてではありません。

現在はいずれもサービス終了していますが、過去に2作品出ています。

 

アトリエ オンライン(NHN PlayArt)

アトリエ クエストボード(コーエーテクモ

 

の2作品です。

 

 

①の「アトリエ オンライン」はNHNが版権を借りて出されたアプリです。

2018年10月よりリリースされましたが、リリース初月に推定2.58億円を売り上げたものの、次月11月は推定8084万円、以降は2506万円、1152万円と急激に失速し、2022年3月31日に配信停止となりました。

自分はまともにプレイしていませんでしたが、キャラゲー&課金要素が強めと判断し、情報だけ眺めていました。

 

 

②の「アトリエ クエストボード」は版権元であるコーエーテクモ自身がリリースしたアプリです。

はっきり言って全く情報がなく、実際に2020年1月リリース、翌月2月13日配信停止と「2ヶ月持たず」の超速サービス終了と、完全に失敗作だったと言わざるを得ません。

本家本元のコーエーテクモが「アトリエ」の名を関したにもかかわらず、「アトリエシリーズ」には含まれていません。

そもそも最初から「外伝」の位置づけだったのでしょうね。

タイトルからしても主人公のキャラ名を付けていないですし。

 

 

 

正規ナンバリングの新アトリエ・「レスレリアーナのアトリエ」がリリース

そして、さる2023年9月23日、「レスレリアーナのアトリエ 〜忘れられた錬金術と極夜の解放者〜」がコーエーテクモよりリリースされました。

これがソシャゲ初の「正規ナンバリング付きのアトリエシリーズ」になります。

ナンバリングは「A25」と25作品目の番号が付けられました。

 

主人公はタイトル通り、「レスレリアーナ」、通称「レスナ」となっています。

この作品は過去作のアトリエ主人公たちが物語に絡むものとなっています。

 

以下は、自分は未プレイですが、簡単にゲームの紹介をします。

 

ゲームシステム

キャラ

まずはソシャゲの基本となる「キャラ」ですね。

基本的にはガチャを回して入手するのが基本です。

 

そして、キャラの強化は経験値取得による「レベルアップ」といわゆる「重ね/限界突破」を採用しています。

限界突破は「0.5刻み」で、例えば「初期★3キャラ」なら「★3→★3.5→★4→★4.5→★5」と限界突破していきます。

 

 

メモリア

そして、もう1つが「装備」に相当する「メモリア」というものです。

これにも強化要素があり、アトリエシリーズの代名詞である「調合」により「特殊能力」を付与できます。

 

 

ガチャシステム

そしてソシャゲの根幹ともいえる「ガチャシステム」ですが、上記の「キャラ」と「メモリア」が同時排出されます。

いわゆる「闇鍋システム」です。

有名どころで言えば、「FGO」でしょう。

まさに、根幹であるゲームシステムとガチャシステムは全く同じです。

(さすがに戦闘方法はFGOとは異なりますが。余談ですが、FGOと戦闘方法などがほぼ同じなのは「まどマギ マギアレコード」です)

 

 

ガチャ確率

そして、排出確率ですが

最高レア度★3キャラ→4%

最高レア度SSRメモリア→2%

となっています。

 

最高レア度の排出率は、キャラとメモリアを合わせて「6%」が公式より発表されている確率です。

 

 

TIPS・レスレリのストーリーやイベントの攻略について

キャラやメモリアを強化して進めていくのが、基本的な攻略方法です。

ただし、育成には限界があり、「敵との相性」が最も重要な要素です。

毎回のイベントで言えば、その時にピックアップ排出される新キャラが攻略のカギとなっていることが多いです。

逆にそれまでのキャラは耐性などがつけられて相性が悪いことが多くなっています。

ただし、全く勝ち筋がないというわけではなく、最大難易度まで攻略しないのであれば対応できる可能性はあります(ただし最大難易度攻略となるとピックアップキャラがいないと厳しい設定にされています)。

 

 

 

問題点

簡単ではありますが、ソシャゲのシステムとガチャ確率は上述の通りです。

ここからは、このゲームの問題点を述べていきます。

 

この問題点ですが、上記の通り自分は未プレイですが

・公式Discord加入

・公式X(旧Twitter)をチェック

iOS/Androidレビューチェック

・非公式攻略サイトチェック

・売上推定サイトチェック

ほぼ全ての関連サイトをチェックしています

 

それ故に、客観的かつ実際の状況はタイムリーに把握しています。

もちろん自分でプレイしたほうが確実性もあるのでしょうが、一方で「たまたま運が良かったから良ゲー」、「運が悪すぎ/プレイが中途半端で悪ゲー」というのもあります。

ここからは特に多くのユーザーから問題とされている点を書いていきます。

 

 

共同開発元に難あり

まず、このゲームは「コーエーテクモ単体のみで開発したものではない」という点です。

これだけなら何の問題もないのですが、共同開発元がかなり問題視されています。

その共同開発元が「アカツキ」という会社です。

 

この「アカツキ」という会社は他に

・ロマンシング サガ リ・ユニバース(スクウェア・エニックス共同開発)

ドラゴンボールZ ドッカンバトル(バンダイナムコ共同開発)

八月のシンデレラナインアカツキ単体開発)

の3ゲームを出しています。

 

では何が問題なのかというと、このアカツキという会社ですが、過去に「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」で超有名な事件をやらかしました

ソシャゲ界では、大なり小なり事件が多発しています。

優良誤認などの景品表示法違反で消費者庁から指摘を受けたこともあります(かつて自分がプレイしていたパズドラも景表法違反で「消費者庁コラボ」と言われた事件もありました)。

 

その事件が「ドッカンテーブル」です。

 

 

ドッカンテーブルとは?

さる2017年11月14日に起こった事件です。

ソシャゲ界を揺るがした大事件なので、聞いたことがある人もいるはずです。

 

内容は、「あるユーザーと別のユーザーで、ガチャから排出されるキャラ紹介の画面が異なる」というものです。

それも1人や2人ではなく、何種類もガチャ紹介画面が異なるものがネットで出回りました(少なくとも当時自分は3種類の画面を確認済みです)。

 

これは大問題です。

本来なら、「ユーザー全てが同じガチャを回せば、当然同じ確率で同じキャラが排出される」のが本来の使用です。

なぜなら、福引でも同じ台を回せば同じ確率で抽選が行われるのですからね。

(ただし、福引と違って出た玉は元に戻すというところですが。同じ残り玉数なら次に誰が引いても同じ確率で抽選が行われるのは自明の理です)

 

それが、「同じゲームをやっているのに、あるユーザーは狙いのキャラがピックアップされず排出されない」という事態になりました。

つまりは、狙いのキャラをいくらガチャを回そうとも入手できないということです。

 

これにはユーザーも「運営がユーザーのガチャを意図的に操作しているのでは?」という疑念が湧き、ネット上では大炎上しました。

 

色々問題や議論がされましたが、結局運営元のアカツキは「ガチャの表記がバグにより誤表示されていた」と結論付け、全ユーザーにいわゆる「詫び石」を配布することで問題を収束させました。

 

しかし、一度やらかしたという事実は消えず、「アカツキは見えないところで、分からない範囲でガチャや確率を操作している」という疑念を持たれることになりました。

 

 

【11/28追記】公式生放送での開発運営首脳陣の姿勢について

11/28にレスレリ公式生放送がありました。

炎上事件以来では初の公式生放送となるものでした。

この公式生放送では声優さん(レスナ役、ライザ役)以外にアカツキなどの公式運営首脳陣ら5人の方が出演していました。

問題点ですが

①公式生放送でコメントをするにはYouTube公式チャンネル登録が1時間以上

②真っ先に謝罪コメントを出さない

という2つの問題がありました。

 

自分もタイムリーに最初の10分だけ視聴したのですが、相変わらず財布コメントが流れていたり(大荒れではなかったですが)、案の定でしたね。

 

そして、首脳陣自己紹介の後に謝罪コメントがあるかと思いきや、「TVCM発表!ガチャ100連無料!」との発表が。

これには「あぁ、無料ガチャで釣って、完全に黒歴史を無かったことにしたいんだな」と思いました。

コメント制限も相まって、やはり炎上からいち早く目を逸らし、無料ガチャや配布などで炎上騒動の鎮火を図るのが見え見えです。

配布で炎上鎮火を図るという姿勢はドッカンテーブルから全く変わっていませんね。

 

以下のように、生放送記念で石3000個(ガチャ10連分)も追加配布で運営の懐の大きさのアピールも露骨なような気がします。

(これもトレンド10位以内で1500石、トレンド1位で更に1500石(最大3000石)だったのですが、結局5位止まりでした。感謝の意で3000石になった形です。流石に自動botでは1位にするのは期間が短すぎて無理だったことを露呈しています)

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ただ、炎上の鎮火については小手先の謝罪だけでは通じないですし、自分もプレイヤーだったら「謝罪の石配布くらいあってもいいんじゃ?」と思うので、この対応自体は間違ってはいないと思います。

「誠意は言葉だけではなく、行動も伴わないといけない」のは事実ですし。

ただ、炎上事件に関して、生放送内で謝罪のコメントがないのは、運営の不誠実さに疑問を残す結果となりました(おそらく蒸し返したくないので一切触れないようにした結果でしょうが、一言くらい言及があるべきでしたでしょう)。

 

 

課金圧が強すぎる

2つ目が、一般的な他のソシャゲと比べて「課金圧が強い」という点です。

ゲームにもよりますが、概ねガチャの値段は「10連で1500円~3000円」という設定をすることが多いです。

 

しかし、リリース当初のレスレリのガチャは「10連(3000石)で6000円」と一般的なゲームの倍以上の強気設定でした。

一応、有償パックで10連分のガチャ石が3000円で売られていたのですが、「1回限り」となっていました。

 

これには「拝金主義強すぎ」と言われ、運営はガチャの仕様修正を行いました。

 

 

有償石では1500石で10連(従来の半分)、無償石では変化はなく3000石で10連となっています。

つまり、有償石で回す分はお得になったということですね。

残念ながら、無償石では従来通りで変化はなく、ユーザーからは溜息の声も上がりました。

 

さらにもう一方で、問題点も残すこととなりました。

ガチャを回すごとに「LEGENDメダル(いわゆる交換ポイント)」というものが溜まります。

これが一定数たまると、好きなものと交換できます(いわゆる「天井システム」)。

ポイントは一般的には「そのピックアップ限定ではなく恒久的」という好意的な点も取りざたされました。

 

問題点は、ガチャを回すと「チケット」が同時にもらえる一方で、「チケットで回すと、ポイントが付与されない」点です。

チケットでガチャは回せるので、チケットでキャラ出ればお得感はありますが、ポイントが付与されないので「結局のところ石で回して天井することが多いのでは?」という意見が多いです。

 

 

 

限界突破システムがきつい

ゲームシステムでも紹介しましたが、限界突破システムが他のゲームと比べて問題です。

基本★3を限界突破すれば★4になるのが一般的です。

しかしレスレリの仕様では、★3→★3.5→★4→★4.5→★5と「0.5刻み」です。

 

ここで、ガチャの仕様を見てみましょう。

あるガチャのピックアップキャラは「0.5%」です。

排出率0.5%で、最大凸まで12体必要です

天井は150連回して、天井の場合は90000円かかります。
期待値通り0.5%の確率で出ても1体の最大凸に「約60万円」かかる計算です

天井ばかりで12凸なら「108万円」です。

(ただし、天井でメダルが溜まってキャラ交換できるシステムなので実際はそこまでかからないですが)

 

 

 

ストーリー進行難易度が高い

3つ目の問題は、「ストーリーゲームなのに、ストーリーを進めるための難易度が高い」という点です。

やっていないゲームなのでどれだけ難しいかは分からないですが、「第2章終盤」と「第3章中盤」がかなりの運ゲーと書かれています。

キャラを強化しきっても運要素が強すぎて詰まって進められないようです。

 

他にも、ハロウィンイベントの最高難易度クリア率が公式発表で「全ユーザーの2.5%」と非常に低いことも問題になったようです。

リリース約1ヶ月後でのイベントとはいえ、これは一般的に見ても低すぎる気はしますね。

(この数字の集計方法は不明ですが、「イベントに1回でも参加したユーザー」を母数とするなら低いです。リセマラなどで辞めたイベント一切不参加の全ユーザーアカウントとするならその割合にもよりますが、それでも若干低い気がします)

 

レスレリ公式Discordの運営公式発表より

 

 

 

スタミナ制で育成がきつい

アトリエシリーズの目玉である「調合システム」ですが、今作では「メモリア」に能力を付与するシステムです。

調合をするためには

・調合するための素材集め(スタミナ消費で獲得。時間回復)

・調合のためのマナ(時間回復)

と素材とマナの2種類が必要です。

 

 

そして、問題点ですが「調合で付与されるスキルはキャラに依存する」という点です。

加えて、「能力値もランダム確率である」点です。

 

望むスキルや強さを付与するためにはガチャでキャラを獲得し、さらに素材やマナを大量に必要とする点が問題視されています。

 

ただし、やり込み要素の1つなのでエンドコンテンツと考えるなら問題にはならない…はずでしたが。

この調合コンテンツで、「あること」を運営が企画したせいで、先日に炎上しました。

 

ここからは先日に炎上した事件を書きます。

 

 

 

レスレリ炎上事件簿

レスレリでは11月に2つの出来事で炎上しました。

ガチャシステムや限界突破システムはリリース時の仕様の問題なので、炎上には含まないものとします。

 

 

Tiktokで公式が発表した動画で大炎上

まずは、「公式が正式に謝罪した大問題」です。

この動画ですが「非常に不快」と思われる方もいるので、見るか見ないかはお任せします。

そして、近日中に削除する旨が出ています。

ここには敢えて載せないので、見たい方は「レスレリ 財布」と検索してください。

 

問題点は、「ユーザーを財布として考えている」点です。

上記動画を簡潔にまとめると、「とある女子がガチャを回したいがために、男子に『財布出して!』と発言する」ものです。

 

単にこれだけを書いても2つの問題があります。

①ガチャを回すために「財布出せ」とたかる

②公式が出す動画べき内容ではない上に、何の宣伝にもなっていない(ゲーム紹介が一切なし。最初に「このキャラ可愛い」と一言だけ)

 

なぜこんな動画を作成し、公式が発表にGoサインを出したのかがまるで分りません。

Tiktokのノリで出すにしてもあまりにも不愉快なうえに、全く魅力を伝える気が見えません。

宣伝で悪ノリするにしても、せめてゲーム紹介くらいはするものでしょう。

それが一切ないですからね。

 

案の定、「不愉快だ」、「ユーザーを財布(金づる)としか見ていないのか」とネット上のあらゆるところで炎上して、「公式直々に謝罪文を出して、後日動画を削除する」と発表しました。

 

 

 

運営が調合でイベントを企画するも、ユーザーの意見が真っ二つで炎上!

これもまた運営の悪ノリなのか、煽りと取られてもおかしくないイベントが発表されました。

 

上記の調合システムに関してイベントがありました。

内容は、

・メモリアのレア度

・能力値

の2種類で、報酬石を付与するというものです。

 

問題点ですが、以下の2点があげられます。

SSRのメモリアの入手自体が困難(4%)

②調合で「V&V」を同時に出すのは非常に困難(確率的にも、素材集めでも、マナの消費量でも)

 

「苦労してSSRメモリアのV&Vを作っても3000石」と「難易度のわりに報酬しょぼすぎ」と言われています。

以下の画像の通り、運営にはBadマークが大量につけられています。

(悪ノリで付与もあるでしょうが)

 

公式Discordでは「Bad関連」のマークで今なお炎上中

 

この企画自体はイベントの一環として考えるなら問題がないと思っています。
これに関して、自分の個人的感想を述べると3点ありますね。

 

①イベントをやるなら事前告知が必要だった

②調合に関してボーナスがあっても良かった(素材ドロップ率アップやマナ消費半減など)

③報酬をもっと豪華にしても良かった(石を倍にしたり、より下位のものでも付与だったり、ガチャチケットを加えたりなど)

 

「ユーザーの意見が真っ二つ」なのは

①運よく低確率がすぐにできて、費やした石より報酬石の方が多いと思う賛成派&別に無理をしなくてもやらなければいいだけと思う静観派

 →「自分が運よくできたので良イベント」、「3000石消費するくらいなら無理に調合しなくてもいいだけなのでは?」という意見

②イベントをやるならもっとボーナスがあってもいい&報酬の割が悪すぎるという否定派

 →「報酬内容が最大でガチャ10連分は少ない」、「イベントをやるなら素材ドロップ率増加などあっても良かったのでは?」という意見

と賛成派と反対派に真っ二つです。

 

X(旧Twitter)を見ると、イベントのツイートに成功のリプを送っているものが多いですが、こういう系統は「運よく成功した事例」であり、「氷山の一角」です

実際はその何十倍、何百倍もの失敗例が多いことがほとんどです。

ゆえに公式Discordは荒れている状態です。

 

 

あと、はっきり言って「調合!調Go!」ってスベってると思います

何か言わないと、何か書かないととの思いから生まれたのでしょうが、公式で言うならもっと良いものが書けなかったのでしょうかね?

いっそのこと「調合キャンペーン!ミッションクリアで豪華報酬をゲット!」でも良かったんじゃないでしょうか。

まして、Tiktok動画事件の直後なのですし…

「あの事件の直後で、ハイテンションで言われてもさあ…」と思った人も少なからずいると思います。

 

 

1/1に再度調Go!イベントを開催で不評の模様

1/1に2回目の調合イベントが開催されました。

公式Discordでは案の定不満に思う人が多いようです。

やはり、確率が厳しいところがキツいと思う人が多く不満の要因になっている模様です。

調合イベント期間中では、必要素材数はAPの緩和などの施策があれば評価も変わっていたかもしれませんね。

 

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公式Discordが荒れた結果、規制追加に

公式Discordは上記の通り、以前から荒れていました。

スタンプでは財布のものなどBad評価が多く、事あるごとに荒れていた状態です(特に公式発表の開発日記やイベントなど)。

 

そこで、12/15より公式がGood、Bad、公式作成のスタンプ以外にスタンプが押せなくなるように規制をかけました。

 

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公式自らが荒れた状況を鎮めようと遂に動いた形ですね。

理由としては上記画像の通り、「リアクションの中で見るのがつらいものが混じっている」とのことです。

未だに財布炎上事件が引きずっているのを憂慮した結果ですね。

これ自体は炎上事件ではありませんが、それだけ財布炎上事件が尾を引いている表れですね。

もちろん炎上だけが原因ではなく、面白おかしくスタンプを押しているユーザーもいるのは間違いないでしょう。

ただそれでもBad評価が多いのは、未だにユーザーの怒りが鎮まっていないことも表しています。

中には炎上事件で見切りをつけたユーザーも多いでしょうが、文句を言いつつもプレイしている人も多いはずです。

今後どうなるか、公式がどういう対応をするか注目ですね。

 

 

 

限定キャラの恒常落ち改変事件

2024年1月に、公式サイトで「限定キャラは恒常落ちしません」とされていたのですが、荒れたのか結果的にサイト文言が書き換えられ、限定キャラも恒常落ちしました。

「限定キャラは今引いておかないといつ入手できるか分からないからまずい」と思った人も多いことでしょう。

しかし、しばらくして限定キャラの恒常落ちとなりました。

これには多くのユーザーが怒りました。

こういう姿勢は詐欺と言われても仕方ないですし、運営の酷さが伺えます。

さすがはドッカンテーブルのアカツキと言えるかもしれません。

 

 

 

番外編・リリース1ヶ月半でカムバック促し?

X(旧Twitter)の広告ですが、Xをやっている方なら以下の広告を見たことがありませんか?

 

 

この広告を見ると、まず「え?まだリリースして1か月ちょっとなのに、もう『戻ってきて』と言ってるの?」と思う方が多いと思います。

 

これまた公式の広告としては悪手だと思います。

リリース間もない時期でこんな広告を打つようでは「ユーザー数少なくて焦っているのでは?」と推測されてもおかしくないです

 

自分ならば「最新のアトリエシリーズを今すぐプレイ!」とか「アトリエシリーズ最新作!今なら新規プレイで〇〇配布中!」とか、「ちょっと触ってみようかな」と思わせる表現ができたと思います

奇をてらう広告も打つのも1つの手ですが、広告では「時期」と「ユーザー目線(捉え方)」を考える必要があります。

「こんな表現だと、逆にこう捉えられるかも」という事前推測が必要です。

ゆえに、多くの広告では無難な表現にとどまることが多いのが現実です。

(今すぐプレイ!や、新規ユーザー限定!という表現が多いのはこのため)

 

せめてカムバックキャンペーンみたいな広告を出すなら半年後、どんなに短くても3か月後でしょう。

そもそもカムバックキャンペーンは自ら「プレイユーザー数に危機感がある」と言ってるのと同義ですから。

早いうちにそういう表現を出すのは、「失敗作か?」と捉えられてもおかしくないです。

 

 

 

番外編2・リポストキャンペーンで自動botによる水増し

これは公式自らやったことではないと思いますが、ユーザーによる自動botでリポスト数の水増しが判明しています。

 

運営公式が「2000RPごとにガチャチケット1枚、最大10枚をプレゼント」(=最大20000リポストでガチャチケット10枚)というキャンペーンをやっているのですが、1時間ごとに自動的にリポストを行うアカウントが複数確認されています。

 

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11/25の深夜ごろ2万リポスト到達と、期限前日の達成とギリギリでしたが2万に到達した瞬間にそのbotは自動リポストが停止しました。

個人情報の1つのなのでここでは伏せますが、パッと見ただけでも5例は確認済みです。

(いずれ消される可能性もありますし)

 

 

このアプリに限ったことではありませんが、リポストキャンペーンではやたらとbotが群がる傾向があります

以前より、Amazonギフト券プレゼントキャンペーンでもbotが徘徊しています。

もちろん各運営公式は認知しているでしょうが、承知でキャンペーンをしています(botであろうがリポストして拡散されるのは変わりはないので)。

色々なアプリで運営公式X(旧Twitter)を覗いてみてください。

Amazonギフト券プレゼントキャンペーンのツイートだけやたらとリポストやいいねが多いものが目立ちます。

 

運営公式が悪いことではないのですが、心象は悪く見えてしまいます。

今回の場合はAmazonギフト券などといったキャンペーンではなくゲーム内プレゼントですが、ガチャチケット(10連分)のために一部ユーザーが自動botでリポスト稼ぎするのは一部ユーザーの民度の低さを窺わせます

実際、この水増しで「達成自体は嬉しいが、botを使ってまで達成では手放しに嬉しいとは思えない」などと心象を悪くしているユーザーがネット上で散見されました。

ただ水増しをしているのはあくまで「一部ユーザー」であり、全ユーザーが悪いわけではありません。

今後もこういうキャンペーンはあるでしょうが、その度に一部ユーザーが自動botで水増しするのは間違いないでしょう。

 

 

 

評価点

ここからは好評価できる点を書いていきます。

 

過去作のキャラをプレイ可能

過去作で人気のライザや、リディー&スールなどのキャラも出てきます。

アトリエ過去作を未プレイの場合は戸惑うこともあるでしょうが、過去作をプレイしたことがあるなら話のネタもわかるでしょうし、高評価といえるでしょう。

 

 

公式Discordの作りは良い

公式X(旧Twitter)以外で広報目的などで外部ツールを使用するアプリは多くはないですが、その出来は良いと思います。

きちんとカテゴリは振り分けていますし、良くも悪くも議論は活発で賑わってはいます。

 

 

3Dモデルの出来が良い

よく見れば若干粗さはありますが、キャラの3Dモデルはよくできていると思います。

動き自体も滑らかですね。

ただし、その分端末の要求スペックが高めです。

対応端末でも古い端末/OSであれば動きがもっさりしたり、アプリの処理落ちがあるようです。

もしプレイするなら、端末は可能な限り新しいものでプレイしましょう。

処理落ちが目立つなら、設定で動作処理や画質を落とすことで改善されることがあります(3Dモデルや高画質を利用するアプリでは設定で変更できる機能が付いていることが多いです)。

 

 

 

アプリの評価・採点

キャラやデザインは良いと思います。

さすがアトリエシリーズだけあって、歴代アトリエファンをうまく取り込めていると思います。

しかし、アトリエとソシャゲの合わせは難しく、うまくいっているとは考えにくいです。

2024年1月時点で、毎月数億円を叩き出していることから熱烈なアトリエファンを中心に売り上げはコンスタントに出しています。

ただ、12月と1月は年末年始の効果と、2023年12月は「ライザ祭り」の効果で底上げしている感が否めません。

この2024年下半期が勝負でしょう。

 

★を付けるとすれば、個人的評価は「★3.7」です。

マイナスの理由は、以下の2点です。

①環境の変化が速い→ソシャゲでは仕方がないことですが、新キャラを売るために環境がその新キャラを前提にしすぎな感じがします。

環境最前線を走らなければ問題ないかもしれませんが。

②運営の姿勢がダメ→上記に書いた2024年1月にあったガチャ表記改変にもある通り、運営姿勢はいただけません。

平気でソシャゲで最も重要要素のガチャの表記を変えるのは完全に悪手です。

 

課金をせず、まったりキャラを眺める目的なら良いという点で、★3以上はあるでしょう。

しかし、課金をして最前線を行くつもりなら相当の課金量が必要という点、運営の姿勢の悪さから★4以上は与えられないです。

 

 

 

まとめ

以上が、2023年11月現在でのレスレリの現状です。

売上推測は日々チェックしていますが、現時点では開発費や広告費をまかなえている状態ではないと推測します。

10月の推定売り上げが「8.67億円」、11月19日時点での推定売り上げが「1.9億円」と極端に前月比で下がっています。

新規キャラガチャを出すと跳ね上がりますが、翌日にはすぐ下がる状態で、毎週新キャラを出して稼いでいる状態です。

イベントも「新規キャラ優遇、旧キャラは対策済み」というインフレの加速が既に続いており、脱落者が多いのは売り上げを見ても顕著だと思います。

 

 

ちょっと過度な表現ですが、ドラゴンボールで例えるなら

・第1週目で「界王拳」習得

・第2週目で「超サイヤ人」に

・第3週目で「超サイヤ人2」に

・第4週目で「超サイヤ人3」に

と「毎週のように新キャラが登場、以前のキャラは対策されるため、敵のインフレが毎週のように起こる」という事態です。

このままだと末期ではジンバブエドルのデノミのようにハイパーインフレしそうな予感です。

 

 

自分の中でアプリの成功/失敗は初動を除けば「3か月目」と「6か月目」が分岐点だと思っています。

多くのアプリは2か月目で売り上げ半減以下、3か月目で更に急激に売り上げを下げます。

6か月目には初動の1/10以下になることが多いです。

 

逆にそこまで安定して稼げるなら成功と言えるでしょうし、1年後から急に話題になって成功した例もあります(最近だとブルーアーカイブが良い例です。他には一度終了して再度作り上げて成功したプリコネなど)。

他には好不調の波が激しくも良いときは数十億円を叩き出すアプリもありますね(パズドラやドッカンバトルなど)。

 

このレスレリですが、このままだと間違いなく半年後には1億円切りになるでしょうね。

はっきり言って、アトリエ仕様とソシャゲ仕様は結びつかない=相性が悪いと思います。

アトリエはCS版でじっくりやるもので、インフレとは切っても切れないソシャゲとは相性が悪いと思います。

ただし、常にガチャを更新して成功した場合はCS版とは比べ物にならない売り上げを叩き出せるのがソシャゲなので、いずれソシャゲ版正規ナンバリングアトリエシリーズは出ることになっていたでしょう。

 

 

株価にも大きな影響があり

余談ですが、コーエーテクモの株価は夏前から暴落しています。

6月末には年初来最高値をつけて2500円以上だった株価が、下落の一途を辿り、現在1800円を伺うという「2/3」まで下落しています。

 

9月末のリリース前から下落が始まっているのは「アトリエ正規ナンバリングタイトルがソシャゲであること」に端を発し、以降上昇がみられないのは「内容やり上げが期待外れ」だからでしょう。

売上も思ったより上がらず、株価も下がっているので、会社はかなり岐路に立たされているのは間違いないと思います。

 

今後この「レスレリアーナのアトリエ」がどうなるかはこれからも見守っていきます。